犯罪・刑事事件の解決事例
#自己破産

【自己破産】【借金500万円】【受任後3日で破産申立】「ネット情報を鵜呑みにして裁判所から訴状が届いた!」会社にバレずに解決した事例

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園田 由佳 弁護士が解決
所属事務所弁護士法人ガーディアン法律事務所
所在地東京都 国分寺市

この事例の依頼主

30代 男性

相談前の状況

相談者は零細企業のサラリーマンでした。ギャンブルと風俗の利用により、使い始めてから2年経たずにカードローンやクレジットカートで500万円もの多額の借金を作ってしまいました。毎月の返済額は20万円近くにも及んでおり、給料は全額を返済に回すという状況になってしまいました。この時点で弁護士に相談することも考えましたが、インターネットをみるとギャンブルや風俗の利用でできた借金は破産しても免責されない可能性があるとの記載を見つけ、自分の借金は整理することが出来ないと思い込んでしまいました。そして、次第に業者に返済をすることができなくなり、毎日のように督促の電話がかかってきました。どうすることもできなかったため債権者からの督促を無視し続けた結果、裁判所から訴えを起こされたとの通知が届いてしまいました。このままではいけないと思い、ガーディアン法律事務所に相談にいきました。

解決への流れ

初めて、弁護士に状況を説明した相談者は借金が会社にバレた場合、勤務先は非常に小さな規模の会社なので、会社にいられなくなってしまう、ということを非常に心配していました。加えて、当事務所に相談に来たときには既に裁判の期日が終わってしまっておりました。そのため、いつ給料の差押がされてもおかしくない状況です。もし、給料差押が発生すれば、当然会社に知られることになってしまうという危機的状況でした。この状況を打破するためには、早急に自己破産の申立をして差押を回避する必要がありました。そこで、弁護士は、相談者に現状を伝え、初回の面談時に必要書類について全て整理をして、最低限必須のものを翌日までに用意させ、申立必要書類でも後からの追完が認められるものについては後日追完とすることで方針を自己破産にして受任後、最短で申立の準備に取りかかりました。その結果、受任から3日で裁判所に申立をすることができ、無事に差押を回避することが出来ました。また、申立後には裁判所に生活再建のためのロードマップと本人の反省について十分に説明をした結果、免責の決定も得ることができました。

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園田 由佳 弁護士からのコメント

自己破産の申立には「必要書類」がありますが、そのなかでも「申立に絶対必要な書類」と「手続の進行のために必要な書類」があります。この「申立に絶対必要な書類」と「手続の進行のために必要な書類」は個別の案件で変わってきますが、これらを的確に選別をし、必要最低限の書類を用意して申立できるかは、裁判所の運用を熟知していなければできません。受任から3日という最短スケジュールで申立ができたのは、まさに裁判所の運用を熟知している当事務所だからこそできたことだと思います。また、免責不許可事由があったとしても、必ずしも免責が許可されないというわけではありません。しかし、インターネットの記載だけを鵜呑みにして、手続を諦めて状況を悪化させてしまっているケースが多くあります。当事務所では免責不許可事由があるケースでも、無事に免責の許可が得られているケースは多く有り、どういうケースで免責が許可されるのか、という点について熟知しております。確かに、相談者の借金は500万円と高額ですし、負債の原因もほぼ全額がギャンブルや風俗であったため、免責不許可事由があることは明白でした。しかし、過去当事務所が扱った事例と比較して、債務額が多すぎることはありませんでしたし、何よりも本人が反省し、生活再建の意欲を強く持っていたことから、裁量免責(裁判所の判断で免責不許可事由があっても免責を許可することがあること)を十分に狙えると考え、迅速に対応した結果、免責という最善の結果を導き出せたと考えております。ご自身で判断せずに、まずは当事務所にご相談いただければと思います。