この事例の依頼主
70代 男性
相談前の状況
約30年前からカード取引をしていましたが、カード会社は、約20年前以前の取引の記録はコンピュータから削除して残っていないとして開示せず、約20年前から利息制限法で計算した約87万円の過払金だけ返還すると主張していました。
解決への流れ
受任後直ちにカード会社に訴訟を起こし、約30年前からの取引の記録を出すよう求める申立をし、カード会社の社員を尋問して、取引の記録が削除されたことの確実な証拠はないことを追及しました。その結果、判決では、30年前からの取引による過払いを推計して、元金約166万円、利息約54万円、合計約220万円を回収することができました。
過払金について、理論武装して、訴訟でしっかりたたかえば、約3倍の回収が得られるという事案です。そして、このようなしっかりした事件処理をする弁護士の方が、実は費用はリーズナブルなのです。