犯罪・刑事事件の解決事例
#過失割合 . #人身事故 . #慰謝料・損害賠償

相手自動車の法令違反のために生じた事故で第14級の後遺障害を負った被害者を代理して、180万円だった当初提示額を370万円まで引き上げた事例

Lawyer Image
若林 侑 弁護士が解決
所属事務所きみさらず法律事務所
所在地千葉県 木更津市

この事例の依頼主

20代 女性

相談前の状況

交通事故の賠償金を請求したいということで相談にいらっしゃられました。

解決への流れ

受任後示談交渉を開始しましたが、保険会社の対応としては、①裁判基準の損害発生は認めない②(相手方車両の法令違反走行によって事故が発生したのに)過失相殺がなされるべきだという主張をされたため、すみやかに民事訴訟を提起しました。民事裁判が始まるとなぜか上記の担当者はこちらの請求額を全額支払うから民事裁判を取り下げてほしいと言ってきて、請求額全額をお支払いいただいて民事裁判は取り下げて終わりました。

Lawyer Image
若林 侑 弁護士からのコメント

弁護士の考え方にもよりますが、私は交通事故事件は、一貫して裁判基準(民事裁判で認められる金額)でないと和解せず、すみやかに民事訴訟を提起するという対応をしています。理由としては、一度裁判基準以下で和解をしてしまうと、「この弁護士なら泣きを入れれば割り引いてもらえる」と思われてしまい、他の依頼者の交渉に影響が出てしまう場合があると考えているからです。このような姿勢を開業以来継続してきた結果、各保険会社に対して「この弁護士は和解しなければどうせ裁判して、裁判でも請求通りの金額が認容されてしまうんだから、交渉しても時間の無駄なので言われた金額を支払おう。」と思っていただけるようになり、示談段階で終わる=解決が早いものも増えてきました。