この事例の依頼主
女性
相談前の状況
依頼者は夫婦共働きの生活をしており、夫婦仲も悪くない関係でした。しかし、1年前くらいから夫が夜の帰りが遅くなったことをきっかけにタクシー帰りも増えて来ました。気になっていたため、夫に確認するときつい返答や、以前よりもあたりがきつくなっていました。最終的には突発的に「離婚したい」と言い出し、最近の夫の変容ぶりに驚きを感じていました。夫の様子や行動が明らかにおかしいと感じた依頼者は探偵にお願いをして調査したところ、夫が職場内の部下と不倫をしていることが発覚いたしました。怒りが込みあげてきた依頼者は、自分で対応するよりも弁護士が話し合いに第三者として参加した方が、夫と不倫相手に対して正当な慰謝料を請求できると考え、法律事務所エイチームに相談へ行きました。
解決への流れ
依頼者は当初、夫と離婚をして、不倫相手には慰謝料請求をしてやろうと考えていました。しかし、法律事務所エイチームの弁護士と向き合い今後の人生の話をする上で、考え方が次第に変わってきました。弁護士から「離婚という決断は請求額が大きくなりますが、御自身の今後の人生も考慮した上で、安易に離婚という判断はしないことをお勧めします。」と言われ、感情的だった状態が徐々に緩和され、改めて今回の状況について冷静さを取り戻すことができました。今後の自身の生活を考えた場合に、離婚の決断は抑え、夫の不倫相手に対して慰謝料請求をすることを決断いたしました。すぐに弁護士は不倫相手に対して訴えたところ、不貞期間も長く、反省の色がない不倫相手に対して高額な慰謝料を勝ち取ることができました。夫も今回の件で相当反省をして、一時は家庭崩壊に近い状態でしたが、脱して円満に夫婦生活を続けることができています。
今回のケース、最初は突発的な感情が先行していた依頼者も弁護士と話をして次第に我を取り戻し、今後の人生を歩むために弁護士サポートを選択した結果、よい結末に繋がりました。夫の犯した過ちを全ては受け止めることはできませんが、今後の人生を考えた決断は大切だと考えます。また、不倫相手に対しての慰謝料請求は、個人で対応するケースもありますが、ネットにある情報は汎用性な情報なので、依頼者個別のケースにあてはめようとした場合、難しいケースが多いです。そのため、適切な知識と経験を積んだ専門家へ相談することで、十人十色様々なケースであっても納得出来る状況に導ける可能性は高まると考えます。それも考慮した上で、個々の案件に合わせて解決できる最短の選択として弁護士へのご相談をお勧めいたします。