この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況
酒に酔っぱらって、すすきのの路上で通行人に絡み、殴って加療約2週間の怪我を負わせてしまい、現行犯逮捕された。勾留されずに2日で釈放されたが、これからどうしたら良いかとのご相談。
解決への流れ
在宅のまま警察・検察庁から呼び出しを受け、捜査が続きました。弁護人として就任し、警察を通じて被害者の情報を教えていただいて被害者とお会いしました。謝罪と賠償額の提示、再犯防止策をお伝えすることで、今回に限りとのお許しをいただき、金30万円での示談成立となり、不起訴処分となりました。
示談が成立しなかった場合には、通常は30万円程度の罰金刑に処せられ、罰金前科として前科が残ることになります。速やかな示談交渉が必要です。あとは、この方の場合には、そこまで重度ではありませんでしたが、酒への依存、酔って暴力的になる行動を辞められない方については、依存症の存在を疑い、仮にそうだとすれば、適切な医療機関でカウンセリングや治療を受けることを検討すべきことになります。