この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況
娘さんが突然の交通事故で亡くなり、ご両親は悲しみに暮れるとともに何にどのように対応すればよいのか分からず、困惑されているご様子でした。
解決への流れ
相手方保険会社や加害者本人、さらには加害者の刑事事件への対応についても当職に委任されました。その結果、警察に対し迅速な捜査を促すことができましたし、通常であれば加害者の刑事事件確定後でなければできない刑事記録のコピーの入手を、刑事事件進行中に済ませることもできました。
相手方保険会社と損害賠償金の交渉をすることだけが弁護士の仕事ではありません。加害者から謝罪の申し出を受けたときには、ご希望の日時と場所で弁護士立会いの下で加害者と話ができるよう調整することができます。また、交通事故の被害者は、加害者がいつどのような刑事処分を受けたのかについて知る権利が保障されていますし、加害者が裁判を受けることになった場合には、希望すれば裁判所に自ら出席しあるいは代理人を通じて加害者の刑事処分についての意見を述べることもできます。このように、弁護士が加害者の刑事処分についても関わることにより、事件の内容をより早くより正確に知ることができ、被害者の方が納得できる解決を目指すことができます。