この事例の依頼主
男性
相談前の状況
相手方に弁護士が付いて離婚要求され、職場の退職に加えて300万円の慰謝料要求されている状況でした。非常にストレスの溜まった状況で、ご相談となりました。
解決への流れ
私との打ち合わせでご自身の主張整理を一緒に行い、相手方弁護士に伝えました。弁護士同士で交渉しましたが、硬直状態になってしまい、調停を覚悟することとなりその意思を相手方弁護士を通じて伝えました。その結果、相手方が早期円満離婚を求めて要求を撤廃し、弁護士同士の交渉で0和解での離婚が実現しました。結果として、ご相談者が求めていた和解での決着となりました。ポイントは、私と一緒に訴訟も見据えた相手方のモラルハラスメントの主張を整理し、これを相手方弁護士に伝えて、相手方の一方的な要求が止まったことが解決への流れを生み出すことができた部分です。
勇気を出して相談されて、言いたいことをしっかり整理して示されたことで、相手の一方的な要求を止めたことが良かったです。訴訟も辞さずという覚悟が円満解決のポイントでした。