犯罪・刑事事件の解決事例
#遺産分割 . #財産目録・調査 . #相続人調査

【祖父名義のままの土地の名義を変更したい】

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高橋 右京 弁護士が解決
所属事務所渋谷共同法律事務所
所在地東京都 渋谷区

この事例の依頼主

年齢・性別 非公開

相談前の状況

最近父が亡くなったが、実家が立っている土地は、未だに30年前に亡くなった祖父の名義のまま。母は5年前に亡くなっているため、父の相続人は自分と妹の二人だが、妹との間では、実家の土地建物は自分が、父名義の預貯金は妹が相続するということで事実上合意ができている。今後、どのように相続の手続を進めていけばよいか。

解決への流れ

祖父名義の土地の相続登記を行うためには、まず祖父の法定相続人(またはその相続人)全員による遺産分割協議が必要になる。調査したところ、祖父の法定相続人は、現時点で13人にも及び、そのうちのほとんどは、今はご相談者と縁のない方だということがわかった。そこで、弁護士から妹さん以外の全ての法定相続人に対し、丁寧に事情を説明し、相続分をご相談者に譲渡していただくようお願いする手紙を送付し、交渉の末、ほとんどの方から、相続分譲渡を了承する旨の書面をいただくことができた。そこで、相続分譲渡に同意していただけなかった方と、妹さんを相手方として、遺産分割調停を申立て(妹さんとは実際に対立はしていなかったので、事前に、調停を申し立てる旨は説明しておいていただいた)、結果、その相続人の方にもその法定相続割合に応じた若干の金銭をお支払いし、ほとんどの預貯金は妹が、不動産はご相談者様が相続するという内容の遺産分割調停が成立した。

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高橋 右京 弁護士からのコメント

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