この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況
母親の死亡事故に関する相談。保険会社から約2200万円での示談の提案があり、提示額が妥当かどうかの相談のため当事務所に来られた。
解決への流れ
保険会社の提示額は裁判上の基準に比して低額であり、弁護士を代理人として保険会社と交渉し、適正額での示談を試みるよう助言をした。費用の面を心配されていたことから、着手金なしの成功報酬制(提示額からのUP額の10%+10~20万円)での契約を説明し、解決前の弁護士費用負担なしで当職が受任することとなった。
弁護士介入後も、保険会社は示談提示額をほとんど上げなかったことから、訴訟において損害額を争うこととなった。訴訟においては、こちら側の言い分がほとんど認められ、保険会社の当初提示額の2倍の金額(約4500万円)での早期和解となった。本件は、被害者が高齢であったことから、主に逸失利益が争いになりましたが、過去の裁判例等を前提に適切な主張を組み立てることで、満足できる結果を得ることが出来ました。