犯罪・刑事事件の解決事例
#面会交流

面会交流に関し間接強制が認められた事例

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和田 はる子 弁護士が解決
所属事務所弁護士法人リバーシティ法律事務所
所在地千葉県 市川市

この事例の依頼主

男性

相談前の状況

妻が子供を連れて家を出てしまい、離婚を求められた男性からのご相談でした。男性が子供との面会を求めたところ、妻から拒否されているとのことで、調停を起こしました。調停でもまとまらず、審判により面会回数、方法が定められましたが、これにも妻は従わず、やむを得ず間接強制を申し立てました。

解決への流れ

家庭裁判所の期日に、妻も出席し意見を述べましたが、裁判所は、面会を1回拒むごとに1万5000円の支払いを命じる決定を出しました。

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和田 はる子 弁護士からのコメント

決定が出ても、面会を強制的に実現できるものではなありませんが、面会交流の実現に向けての一方策としては有効な手段であると考えます。ですが、本来であれば、この申立て・決定に至る前に、面会交流のルール作り、履行がなされるような環境を作ることが理想です。