この事例の依頼主
女性
相談前の状況
相談者さんは、夫がお亡くなりになられましたので相続を行う必要がありました。特に夫の不動産に住んでいましたのでその不動産は相談者さんが相続したいという希望がありました。ところが、夫の不動産は名義が相談者さんの義理の父のままとなっており、義理の父との間には先妻との間の子供がいたため、交渉を行って不動産名義を相談者さん名義に変更する必要がありました。このため、この問題を何としても解決したいと思い、弁護士さんに相談することになりました。
解決への流れ
相談した後に、弁護士さんに依頼することになりました。相続調査を行う必要がありましたので相続調査をしますと先妻との間との子供が既に亡くなられ、その子供の子供がたくさんいることになり、相続人が約20名いることになりました。あきらめずに弁護士はその相続人に連絡を取り続け、その相続人の多くと相続の放棄や持分を安価に買い取るなどの交渉をしました。最終的には、残る数名の方々についても遺産分割調停を行い、ご相談者さんの希望どおり、ご自身の不動産を守ることができました。
本件では相続調査において相続人がたくさんいることが分かりましたが、方針を明確化して粘り強く交渉したことが上手くいきました。