この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況
親子で商売をされていた方の例で、相続人(子)の一人が、生前に被相続人(親)から贈与を受けていた、又は、勝手に被相続人の資産を取得したとして、兄弟姉妹である他の相続人から、遺産分割とともに遺留分減殺請求、予備的に、損害賠償請求を受けて、心情的な問題も含めて、激しく争われている例がありました。
解決への流れ
調停、訴訟を経て、被相続人の遺産であると主張されていたものについては、そのほとんどが、初めから相続人の財産であったことを明らかにすることができ、勝訴的な和解に導くことができました。
遺産分割については、調停による解決のほか、そもそも遺産かどうかが争われる例では、別に訴訟が提起されることがあります。このため、状況をよく見極めて、適切な対処をする必要があります。