この事例の依頼主
20代 女性
相談前の状況
依頼主は自動車を運転してコンビニエンスストアの駐車場に入っていったところ、相手方がバックで発進し、依頼主の駐車場への進入を見落としたためそのまま依頼主の自動車に衝突しました。依頼主は自身に3割の過失があるのはおかしいと考え、弁護士に相談することに決めました。
解決への流れ
本件は、交通事故の態様が、依頼主と相手方の記憶しかない状況でした。早速、コンビニの防犯カメラをあたりましたが、すでに保存期間は経過していました。そこで、依頼主と相手方の事故当時の動きを再現するべく調査会社に依頼して、事故の状況を詳しく分析してもらった結果、依頼主の過失は2割が相当であることが判明しました。その調査結果をもとに、相手方保険会社の担当者と粘り強く交渉した結果、最終的に2割で和解することができました。
駐車場内での事故は通常の道路上での過失認定にはない難しさがあります。現場をしっかりとみて、有利不利を問わずに証拠を収集することが非常に重要になります。過失割合でお悩みの方は一度弁護士に相談されることをお勧めいたします。