この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況
被害者は20代男性(会社員、妻子と同居)の死亡事故です。当事務所は、被害者の遺族から依頼を受けました。相手方保険会社からの当初の提案は、約5200万円を支払うという内容でした。
解決への流れ
当事務所の担当弁護士は、相手方の代理人弁護士と交渉しましたが、示談での解決が困難だと判断し、訴訟提起しました。そして、約半年間継続した訴訟の中で、担当弁護士は、被害者がまだ若年であったことや、被害者が一家の支柱であり、妻と幼い我が子を残して旅立たねばならなかった無念さなどを主張しました。その結果、当初の相手方保険会社の提案から逸失利益や慰謝料の増額に成功し、最終的に、約8400万円を相手方保険会社より支払ってもらう内容で訴訟上の和解が成立しました。
死亡事故のご遺族は、深い悲しみと様々な手続きに追われるなかで保険会社とやりとりをしなければならず、その結果、不適切な賠償額でも示談してしまうことが多々あります。弁護士にご相談いただければ、適切な賠償額の見通しをお伝えすることができますし、その結果、委任いただければ、弁護士が交渉や裁判を行ないます。そうすることで、被害者やご遺族に「安心」を提供することが、弁護士にとって重要な職務だと考えております。