この事例の依頼主
40代 女性
相談前の状況
主人との間には2人の子どもがいましたが、主人は気性が荒く、夫婦喧嘩になると、平手で頭を殴られる等の暴力を受けたり、怒鳴りつけられる等のモラハラを受けました。子どものためにも主人とは離婚したいです。
解決への流れ
ご依頼者である奥様は夫に対して恐怖心を抱いていたため、弁護士が代理人となり交渉を行いました。子どもの存在もあり、夫は離婚することに否定的でしたが、面会交流の取り決めをすることにより、夫が離婚に応じたため、奥様を親権者とする内容で協議離婚が成立しました。
本件は、弁護士が奥様の代理人となってから協議離婚が成立するまで約1ヶ月で解決となりました。奥様は「子どもの親権は取りたい」という思いが明確であった一方で、それ以上のことは多く望まなかったことから、離婚と親権を最優先にして交渉を行いました。その思いが夫に伝わったのか、離婚調停に至ることなく、協議離婚で解決となりました。