この事例の依頼主
40代 男性
相談前の状況
トレーラー運転手の方が、過酷な長時間労働によって脳出血を発症。一命をとりとめたものの、高次脳機能障害とみられる症状が出ていた。
解決への流れ
まずは、長時間労働を原因とする労災申請で、療養費の支給認定を取得。その後、症状固定後、後遺障害等級認定の際、ご家族から本人の様子を聴き取り。「日常生活報告書」を作成し、日々の生活で様々な不都合を発生していることを労基署に伝えた。その結果、後遺障害等級認定で5級(年金支給型)を取得できた。
高次脳機能障害という特殊な後遺症について、5級という年金型の労災が認定されたたことは、今後のご家族の生活にとって、非常に大きな支えとなります。後遺障害診断書作成時の医師との打ち合わせや、労基署の調査のフォローなどの積み重ねが、重要なポイントだったと思います。