この事例の依頼主
男性
相談前の状況
メルペイを使った詐欺事件。逮捕された依頼者は、不正に取得されたものだとは知らず、詐欺の故意が無い事例でした。まずは、初回接見に行って話を聞いてほしい。それから弁護士に依頼するか判断したいとのことでした。
解決への流れ
即日初回接見に向かい、ご本人及び奥さまからご依頼を受けることになりました。その後、多数回接見を行い、捜査機関が持っているだろう証拠や取調べの様子等を詳しく聞き取り、言い分が正しく伝わるように、弁護人で供述調書を作成し、捜査機関に提出しました。20日の勾留後、処分保留で釈放されました。その後、人道的観点から被害者への補償も行って、無事に不起訴処分となりました。
とりあえず、初回接見に行って話を聞いてほしいという要望にもお応えできますので、ぜひご利用ください。それから依頼をされるか決められても構いませんのでお気軽にご連絡ください。否認事件は黙秘をすることが原則とされていますが、場合によっては、こちらの言い分を正しく伝えることによって有利な処分になる場合もあります。今回は、何度も接見に向かい、私の方で供述調書を作成し、言い分が捜査機関に伝わったことが不起訴処分を獲得できた要因だと考えています。