犯罪・刑事事件の解決事例
#養育費 . #親権 . #別居 . #面会交流 . #親族関係

【離婚・親権】子供の引き渡し

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井上 正信 弁護士が解決
所属事務所尾道総合法律事務所
所在地広島県 尾道市

この事例の依頼主

年齢・性別 非公開

相談前の状況

別居中の夫によって長女(6歳)を連れ去られた妻からの依頼を受けました。夫側は長女との面会を阻止しており、この問題を解決するために面会交流調停を申し立て、長女の監護者を妻(母)に指定し、長女の引き渡しの仮の処分を求めました。

解決への流れ

裁判所は長女の監護権を妻(母)に与え、長女の引き渡しを命じる判決を下しました。夫側は即時抗告を試みましたが、この抗告は棄却されました。しかし、面会交流がうまく進まず、長女の引き渡しに関しては間接強制の手続きを行いました。結果として、長女は約1年4か月ぶりに妻(母)の元に戻ることができました。

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井上 正信 弁護士からのコメント

このケースでは、単なる離婚紛争を超えて家族の再統合を目指しました。離婚後の面会交流が進まない状況から、子供の福祉を最優先に考え、長女の引き渡しを求める法的手続きを進めました。また、夫による妻の騙し署名による離婚についても無効判決を勝ち取り、離婚調停を経て妻(母)にとっては新たなスタートとなる状況を作り出しました。この事件は離婚紛争を超えて、「フルコース」のような複雑な事件でしたが、依頼人の妻(母)の粘り強さと長女に対する母親としての強い愛情が、最終的な成功につながったと感じています。弁護士として、家族の再統合や子供の幸福をサポートすることは、私の使命の一つです。