犯罪・刑事事件の解決事例
#離婚回避 . #慰謝料 . #不倫・浮気

【不倫・浮気】不貞相手に慰謝料を請求し、裁判外で和解して慰謝料を回収した事案

Lawyer Image
芳賀 広健 弁護士が解決
所属事務所リーガライト法律事務所
所在地北海道 札幌市中央区

この事例の依頼主

女性

相談前の状況

夫に浮気された奥様からの相談です。不貞の確実な証拠がありました。しかし、不貞相手の女性の名前は特定できていませんでした。

解決への流れ

まず相手の氏名の特定から始めました。自宅場所が判明していたため、住所を調べ、氏名の特定に繋げました。次に、内容証明郵便を送付し慰謝料請求を行い、相手の出方をうかがいました。相手は当初支払いを拒否していましたが、訴訟を避けたいと考えている様子でしたので、訴訟も辞さないと強い態度で交渉に臨みました。その結果、訴訟をした場合と同程度の金額で和解が成立し、慰謝料を回収できました。

Lawyer Image
芳賀 広健 弁護士からのコメント

相手の氏名が不明でも、自宅場所が特定できれば、住所から氏名を特定できる場合があります。また、携帯電話番号や車のナンバーなども氏名特定に繋がる情報です。氏名が分からなくても、あきらめる必要はありません。特定に繋がる情報がきっとあるはずです。不貞の慰謝料は、100万円~300万円が相場と言われていますが、一般的には150万円前後に落ち着くことが多いです。慰謝料の金額は、不貞期間の長さ、不貞の回数、頻度等により増減します。今回のケースで特定できた不貞は1回だけでしたので、裁判になった場合、そこまで高額な慰謝料は期待できない事案でしたが、依頼者に有利に交渉を進めることができました。裁判をした方が高額の慰謝料を期待できる場合や、相手が交渉に応じない場合には訴訟を選択すべきですが、裁判は精神的な負担も大きく、半年から1年程度かかることも珍しくありません。今回は、交渉を開始してから約1か月で慰謝料を回収でき、依頼者様の負担を軽減しつつ、利益の最大化を図ることができました。