犯罪・刑事事件の解決事例
#過失割合 . #慰謝料・損害賠償 . #死亡事故

死亡事故の示談交渉にて過失割合の減少と損害額の増加を勝ち取った事例

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塙 祐一郎 弁護士が解決
所属事務所毛利節法律事務所
所在地北海道 札幌市中央区

この事例の依頼主

年齢・性別 非公開

相談前の状況

痛ましい交通事故で亡くなった高齢の被害者様の相続人様より、加害者の損保会社より、歩行中に事故に遭われた被害者様の過失10%、示談提案額約2500万円との提案を受けているが、過失割合及び損害額について、妥当な内容で示談をしたいとのご要望でご相談頂きました。

解決への流れ

小職は、着手金0円、報酬金は示談交渉により増加させた賠償金額の14%という契約で、示談交渉を担当させて頂くことになりました。小職は受任後、本件事故で作成された刑事記録を取り付け、これを検討した結果、加害者には、加害者の損保会社では認識していない大きな過失があることを認め、これを主張しました。これにより、被害者様の過失は10%から5%であることを加害者側損保も認めました。また、加害者側損保から認定されていた賠償額も裁判基準から比べれば低額であったことから、慰謝料、逸失利益について増額を認めさせ、また、被害者様を事故で奪われたことにより相続人様固有の慰謝料についても新たに認めさせました。これらの示談交渉の結果、最終的には当初の賠償額より850万円以上増額になり、示談に至りました。

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塙 祐一郎 弁護士からのコメント

突然の不慮の交通事故により、突然にご家族を奪われたご遺族様のお気持ちは、察するに余りあります。このようなお辛い状況でお気持ちの整理をつけるのも難しい状況の中、百戦錬磨の損保会社と交渉をして妥当な賠償額を得ることは簡単ではなく、損保会社から提案された賠償額で示談されてしまうことも少なくないものと聞いております。しかし、損保会社から提案される過失割合は一般的に加害者から聴取した事実のみで提案されることも多く、弁護士が刑事記録などをもとに適切な調査をすることによって変わってくることも少なくありません。また、損害額についても一般的に裁判基準に比べ低額な提案がなされることが多いのが事実です。今回の事案のように、交通事故の経験豊富な弁護士が適切な調査・検討を行い、示談交渉を行うことによって、最終的に獲得できる示談額が大きく変わることも少なくありません。小職はこれまで物損事故から死亡事故まで多数の経験を有し、着手金0円、報酬金は増額分の10%~16%の契約にて、弁護士特約のない被害者様から多数のご依頼を頂いております。相談料は無料ですので、示談をされる前に、是非一度お気軽にご相談下さい。