飲み屋で知り合った年上の男性が、実は既婚者で、奥さんから高額の慰謝料を請求されてしまった方からの相談です。相談者様は、男性から「いつか結婚しよう。」「子供何人欲しい？」と言われていたため、てっきり独身であると信じていました。ところが、ある日突然、奥さんから慰謝料を請求されたことによって、男性が既婚者であることを知ることとなりました。相談者様は、男性に騙されていたことに憤りを感じていましたが、何よりお金がないことが心配でした。そのような中、相談者様の家計事情に基づき、着手金を分割払いとした上で、ご依頼いただくこととなりました。

当初、奥さんは過失責任を主張した上で、慰謝料請求をするという意向を貫きました。しかしながら、諦めることなく、依頼者様との間で密に連絡をとり、過失責任を否定するに足りる証拠の収集を徹底しました。そして、旦那様が独身であることを偽った証拠の数々を目の当たりにするとともに、今後訴訟を見据えて徹底的に戦うという当方の姿勢を見た結果、相手の奥さんは最終的には慰謝料請求を断念しました。結局のところ、早期に交渉で解決。賠償額はゼロで終わり依頼者様にも満足いただきました。