この事例の依頼主
男性
相談前の状況
官澤綜合法律事務所で解決した事案です。父が亡くなり、遺産分割をしないうちに母も亡くなったため、兄弟間の相続が発生した事例です。依頼者の兄弟のうちの一人が遺産分割協議に応じず、脅迫的な言動をとるために分割協議が難航していました。遺産分割調停を申し立てていましたが、相手方らが裁判所に出頭しなかったため、一旦申立を取り下げていた状況で、当事務所にご依頼頂きました。
解決への流れ
当事務所にご依頼を頂いた後、当事務所では脅迫的な言動をとる兄弟に対して、受任および脅迫的言動や依頼者への連絡をされないよう要請する通知を送りました。そして、受任後速やかに調停申立を行い、遺産や特別受益等の確定を経て遺産分割の調停が成立しました。当事務所にご依頼を頂いてから調停成立まで1年1ヶ月での解決になりました。
当事者同士の交渉は感情的となってしまい、遺産分割協議が進まないというケースがよくあります。そのような場合でも、弁護士が介入して調停を申し立てることによって、スムーズに遺産分割が実現することがありますので、もし遺産分割協議がうまく進展しない場合には、まずは弁護士にご相談されることをお勧め致します。