この事例の依頼主
30代 男性
相談前の状況
ご相談者様は、6社から総額250万円の借入れがありました。各社への返済をするためにさらに借入れをくり返す、いわゆる自転車操業の状態で、元本は徐々に増えてしまっている状況でした。
解決への流れ
ご相談者様は、自己破産など裁判所を利用した手続は取りたくないとのことでした。そこで、ご相談者様の月々の収支を確認した上で任意整理の方針を選択し、各社との間で合意時点での元利金を5年程度の分割払いとすることで示談解決しました。
任意整理の場合、一括払による場合であれば、元本の減額も受け入れることがありますが、分割払いによる場合、元本減額には応じてくれる業者はほとんどおりません。しかし、将来の利息の発生をストップさせることができる点、合意に従った返済を続ければ合意した分割期間をもって返済が終了する点は、債務者にとってはとても大きなメリットです。借金返済で日々の生活が物理的にも精神的にも追い詰められた状況にある方は、まずは弁護士に相談してみてください。