この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況
遺産分割をめぐり、親族間で対立していたが、遺産の中に実家不動産が存在しており、同不動産の処分が問題となるケース。
解決への流れ
まずは遺産の分割方法について、実家不動産を売却し、諸費用を控除の上、各相続人に配分する内容で遺産分割協議を成立させた。その後、相続人代表及びその代理人弁護士として、不動産売却手続きを円滑に進め、建物内の残置物を撤去し、無事に不動産を売却し、売却金を遺産分割協議書に基づいて配当した。
遺産分割事件で弁護士が行う職務としては、遺産分割協議を成立させるまでではなく、その後の遺産の換価、売却手続きまで、管理、関与することも多いです。不動産売却の際には、不動産仲介業者、残置物撤去業者、引越し業者、建物解体業者、司法書士、税理士など、業務に応じて必要となる専門家の助力が不可欠ですので、相続事件を取り扱う弁護士には、そのような専門家のネットワークを有することも重要となります。