犯罪・刑事事件の解決事例
#後遺障害等級認定

高次脳機能障害の後遺症が残り、異議申立てし後遺障害等級7級から2級へ変更し、賠償額は1000万円以上増額。

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甘利 太希裕 弁護士が解決
所属事務所甘利法律事務所
所在地佐賀県 佐賀市

この事例の依頼主

年齢・性別 非公開

相談前の状況

相手方保険会社が後遺障害等級申請し、その結果は後遺障害等級7級でした。7級だと簡単な仕事以外の仕事をすることができないという内容ですが、被害者の方は仕事ができる状況ではありませんでした。

解決への流れ

被害者の方の入院先の医師に病状をうかがい、医師に意見書を作成していただきました。また、被害者の方の現状を詳細に記載した報告書を作成し、異議申し立てを行いました。その結果、後遺障害等級2級へ変更することができました。

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甘利 太希裕 弁護士からのコメント

交通事故は突然巻き込まれるため、被害者の方は困惑するうえ、賠償についてもわかりにくいところがあります。相手方から提示されている内容が、十分なものかどうかご自身で判断することも難しいのではないでしょうか。本件については、被害者の方が実際仕事ができる状況ではないのに、当初の後遺障害等級申請では簡単な仕事以外の仕事はできないと認定されてしまったため、被害者の方の疑問から出発しました。当方において実際に被害者の方の病状を確認させていただき、担当している医師の見解も踏まえて、資料を調査した結果、後遺障害等級の上級への変更が見込めましたので、詳細な報告書を作成し、異議申し立てを行い現状を反映した後遺障害等級へ変更することができました。被害者の方の仕事ができないのに簡単な仕事ができると認定されたことが疑問から出発したのですが、被害者の方のこの疑問を相談していただいたことが大切なポイントでした。