この事例の依頼主
40代 男性
相談前の状況
依頼者様は、仕事に向かって軽トラックを運転していたところ、交差点で信号無視をしてきた車に衝突されました。車には工具をはじめとする荷物が積んであり、事故によりその多くが損傷してしまいました。しかし、相手方保険会社は、積荷の一部のみに対象を限り、新品価格の半額程度を賠償するという不十分な提案をしてきました。
解決への流れ
個々の積荷ごとに、損傷状態や耐用年数、用途等を調査・検討して損害の計算をし、提案金額の約2倍の損害額を保険会社に請求しました。また、相手方保険会社に考慮されていなかった依頼者様の携行品についての損害も新たに請求しました。その結果、依頼者様に請求額の満額が支払われました。
積荷の損害は、その状態や性質、用途等、個別の事案に応じた諸事情を考慮して適切な賠償金額を算出する必要があります。しかし、主張の整理不足や裏付け資料の不足などから個別のご事情が保険会社に伝わりにくく、支払額が低くなりがちです。そこで、弁護士に依頼することで、依頼者様のご事情を十分に考慮した賠償につながります。