犯罪・刑事事件の解決事例
#労災認定

過労に起因するうつ病が疑われる事案で労災認定を獲得

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笠置 裕亮 弁護士が解決
所属事務所横浜法律事務所
所在地神奈川県 横浜市中区

この事例の依頼主

年齢・性別 非公開

相談前の状況

連日にわたる長時間労働に従事していたところ、体調に異変を感じるようになり、外出もままならなくなってしまいました。メンタルクリニックを受信したところ、うつ病と診断されてしまいます。弁護士の立場から、発症前6か月間の勤務状況を調査してみると、案の定、過酷な労働実態が明らかになりました。そこで、労基署に対し、労災申請に踏み切ることにしました。

解決への流れ

代理人として、労基署との交渉や、更なる実態調査を行いました。また、主治医の先生に対し代理人から直接事案を説明し、事案に沿った形の意見書を出してもらう事が出来ました。そうした中で、労基署としても、うつ病の原因が労災にあるとの判断を行いました。

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笠置 裕亮 弁護士からのコメント

うつ病等の精神疾患が過労によるものであるとの判断が下される確率は、約3割程と低く、慎重な対応が求められます。労災申請段階から弁護士が就くことで、厚労省が出している認定基準を踏まえた証拠収集が可能となります。その意味では、労災申請をご自身のみで行うことは大変危険です。早期の段階で、過労死・過労うつ事案に詳しい弁護士へのご相談を強くお勧めいたします。