この事例の依頼主
40代 女性
相談前の状況
相談者は、婚姻関係にありながら、不貞行為を行ってしまい、それが夫に発覚して、離婚請求及び慰謝料請求をされているという相談がありました。慰謝料の金額について、請求額より下げる交渉と慰謝料以外の離婚条件についても交渉が必要であるということで、依頼を受けました。
解決への流れ
相手方との交渉については、慰謝料の金額だけでなく、財産分与の話や養育費の話等も含めて行い、最終的には、慰謝料は請求額より減額した金額となり、その他、財産分与や養育費等について、もらうべきものについて得るという形で、離婚の合意をすることができました。
不貞をしてしまい、慰謝料請求と離婚請求をされてしまったときに、不貞慰謝料をいくら払うかという交渉も重要ですが、離婚するにあたって決めなければならない条件についての交渉も重要です。不貞をしたからと言って、必ずしも、財産分与を得ることができないということにはなりません。離婚条件についても、きちんと交渉する必要があるので、ご自身で交渉する自身がない方は、一度、弁護士に相談・依頼することを検討いただければと思います。