この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況
ご相談者は,婚姻歴25年ですが,夫が10年間会社の同僚と不貞関係にあることがわかり,その結果夫と別居をしました。夫は不貞を認めておりますが,不貞相手に慰謝料請求をしようと思い,弁護士に相談しました。
解決への流れ
ご相談者様のお話を聞き,まずは交渉案件として不貞相手に慰謝料を請求する内容証明郵便を送付しました。不貞相手は,当方の請求に対して,少額の慰謝料しか支払わないかいとうをしたため,速やかに訴訟を提起しました。その結果,相手方提示額よりも大幅に増額をした慰謝料を得ることができました。
一般的な流れとして,交渉段階では,内容証明郵便を送付したあと,回答期限を設けて,不貞相手と慰謝料額の交渉をします。しかし,相手によっては少額の慰謝料しか支払わない,または一切の慰謝料を支払わないと回答をする場合もございます。その場合には,証拠が明確にある場合には,裁判所に慰謝料請求訴訟を提起して,慰謝料額の増額を求めるという流れになります。ご相談者の方は,数度の裁判期日を経て,当初の提示額よりも大幅に大きい金額を得ることができました。