犯罪・刑事事件の解決事例
#倒産・事業再生

【破産再生】厳しい請求を受けていた法人,代表の破産を早期に実現

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青山 知史 弁護士が解決
所属事務所青山第一法律事務所
所在地東京都 中央区

この事例の依頼主

年齢・性別 非公開

相談前の状況

法人の経営状態が悪化し,債権者や労働者からの追及も厳しくなっており,事業継続は困難であるものの,どう対応すればよいかわからない状態に陥っていた。

解決への流れ

直ちに会社に伺い,弁護士から従業員への解雇の通達や事業閉鎖に至った経緯の説明を行った。また,弁護士にて労働者及び債権者対応をすべて引き取り,各種の問合せを処理しながら,債権債務の状況の調査,売掛金の回収,リース品や賃貸物件の返却,什器備品の処分などを進め,受任から1ヶ月ほどで破産の申立てに至った。申立て後も,管財人からの各種指示・問合せの対応を引き受けると共に,自宅や自動車など,資産の処理に関し,管財人と協議を続けながら,依頼者の意向に即した処理の実現に尽力した。こうした申立て前の各種の処理や,申立後の管財人との密な協議の結果,債権者集会も特段の混乱もなく無事に終わり,また,初回の集会で無事に手続きを終結できた。代表においても,こちらで各種の対応を引き取りつつ,これまでの生活に影響が出ないように対処した結果,従前の生活を大きく変えることなく,事態の収拾を図ることができた。

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青山 知史 弁護士からのコメント

会社が苦しい局面を迎えたとき,事業を継続するか,閉鎖するか,代表や経営陣は,難しい判断を迫られることになります。これまで,法人の破産をはじめ,破産再生や解散に関わる案件,管財人としての破産事件の処理などに,多数携わってまいりました。事業の今後についてお悩みがあれば,法人・個人を問わず,また,破産だけでなく,再生や解散,債務整理など,他の処理による会社存続の可能性も含め,広くご相談に乗らせていただきます。