この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況
賃貸物件について、部屋にカビが生えた。そのカビの繁殖に寄り、クローゼット内の服も駄目になった。このような部屋には住めないので、転居する。転居費用、慰謝料等を支払ってほしいと要求されている。こちらとしては誠心誠意対応してきたつもりなんですが、、といったご相談でした。
解決への流れ
担当者とその方とは、かなりの付き合いがあり、感謝されてきた面も多かったという事でしたので、もう一度誠意を持って対応して頂きました。もちろん、直ちにご依頼頂くことは、当事務所はありがたいのですが、企業にとっては弁護士費用等が必要になり不利益があるため、再度の対応をお願いしました。しかしながら、相手は全く譲歩する気配がなくなり、暴言を吐くようになったとのことでした。そして、相手は、弁護士をつけて、法的手続きをしてきました。
訴訟で判決までいった場合、こちらの方が有利でありました。しかしながら、数年かけて争うことが、依頼者の利益に適うかが問題です。本件の場合、多少の譲歩による影響は、本件の支払いのみで、他に派生する可能性が低いものでした。そういった問題もあり、徹底抗戦の姿勢を見せつつも、少額を支払うことで、合意に至りました。