この事例の依頼主
40代 女性
相談前の状況
2年前に養育費の支払いを求める調停を申立て、元夫に一人につき3万円を20歳まで支払ってもらう内容の調停が成立しました。しかし、元夫は一度も養育費を支払ってくれません。支払わせることは可能でしょうか?【家族構成】・ご相談者様 40代 正社員・長男 10歳・二男 8歳
解決への流れ
弁護士に依頼して、元夫の給与を差し押さえたところ、元夫は未払分144万円を一括で支払ってきました。
40代 女性
2年前に養育費の支払いを求める調停を申立て、元夫に一人につき3万円を20歳まで支払ってもらう内容の調停が成立しました。しかし、元夫は一度も養育費を支払ってくれません。支払わせることは可能でしょうか?【家族構成】・ご相談者様 40代 正社員・長男 10歳・二男 8歳
弁護士に依頼して、元夫の給与を差し押さえたところ、元夫は未払分144万円を一括で支払ってきました。
ご相談者様のケースの場合、元夫の勤務先が分かっているということで、未払分及び月々発生する将来分の養育費について、給与債権を差押えることにしました。給与の差押えは原則的には給与の4分の1までしかできませんが、養育費については給与の2分の1まで差押えができ、勤務先(第三債務者)から直接こちらへ給与の2分の1の金額まで支払わせることができます。未払分(+月々発生する将来分)の金額にみつるまで、差押えが続くことになりますが、ご相談者様のケースは、差押えをした途端、元夫から未払分を全額、こちらに送金され、スムーズに解決しました。このように、給与を差押えると、勤務先に迷惑をかけたくないという気持ちから、未払分をすみやかに支払ってくるケースも多いです。養育費の請求については5年で時効にかかります(但し、調停や審判で定められた場合は10年)。未払いとなった場合は我慢せず、すみやかに弁護士にご相談ください。当事務所では、初回30分無料でご相談をいただけます。お気軽にご相談ください。