この事例の依頼主
80代以上 女性
相談前の状況
自分が亡くなった後、残された家族が遺産分割で争いにならないか心配でした。また、東京都内に多数の収益物件を所有するため、相続税の節税や納税資金の準備も気がかりでした。その上、最近は、体調を崩して入院したり、物忘れも多くなり、不動産の管理を誰かに任せたいという気持ちもありました。
解決への流れ
遺言書の作成を依頼しました。税理士と共同して対応してくれたため、相続税の節税や納税資金の確保を意識して遺言書を作成して頂けました。また、認知症対策・財産管理のために、家族信託についても何度も打ち合わせを重ねて頂きました。
分割対策・相続税の節税・納税資金の確保・財産管理をご希望でした。推定相続人の人間関係、資産の状況、ご本人の体調や判断能力を踏まえて、かつ、税理士と共同して相続税も意識した相続対策を検討しました。遺留分にも配慮いたしました。ご自宅に何度も訪問し打ち合わせを重ね、一時は家族信託も検討しましたが、最終的には、ご本人のご要望もあり、遺言書を完成させました。