この事例の依頼主
60代 男性
相談前の状況
妻が学生時代からの友人(既婚者)と不倫をしていることが発覚してのご相談です。写真等の証拠も揃っており、不倫相手に慰謝料請求をすることが考えられましたが、いわゆるダブル不倫関係にあったため、妻が不倫相手の妻から慰謝料請求されるのではないが懸念されました。
解決への流れ
当初、相談者は妻と離婚する意向がなかったことから、妻が不倫相手の妻から請求を受けないように秘密裏に和解することを求めました。不倫相手への請求は、勤務先へコンタクトを取ったところ、素直に不倫を認め、代理人を通じて和解となりました。不倫相手も家族へ明るみになることを懼れたようで、早期に和解できました。
不貞行為の慰謝料請求では、相手へのコンタクトの取り方などを間違えると、却って問題が大きくなり、早期解決が困難になることもあります。また、相手の勤務先などへ押しかけることは、別のトラブルに発展することもありますので、早期に弁護士に相談され法的に解決することをお勧めします。