この事例の依頼主
20代 男性
相談前の状況
配送員であるご依頼者様が、小学生の女児に衣服を脱がさせて、下半身を触った事例。
解決への流れ
ご依頼主様が強制わいせつで逮捕されたことを知り、ご両親が事務所に連絡したうえで来所されました。ご両親は、留置場に勾留されているご依頼主様の様子や今後の対応、法律についても何もわからない点に不安を感じておられましたが、弁護人を通じてご依頼主様の様子や、現在の状況などを細かく共有し、ご安心いただけました。その後、直ちに被害女児の両親との示談交渉を行い、粘り強く話し合いを続けた結果、示談が成立し、事件は不起訴で終了しました。
強制わいせつ罪で捕まると基本的にそのまま勾留されます。勾留されると、10日間は警察の留置場から出られません。強制わいせつ罪は、被害者の方と示談して、告訴を取り下げてもらえれば確実に不起訴になります。しかし、起訴され有罪判決が出ると、6ヶ月以上10年以下の懲役となります。起訴された後でも、初犯の場合、示談があれば執行猶予が付くことも期待されますので、やはり被害者の方への誠意ある対応が重要となります。特に、今回のような事件の場合は、加害者と話すこと自体を拒絶されることも多くありますので、お困りの場合はすぐにご相談をお願い致します。