犯罪・刑事事件の解決事例
#不倫・浮気 . #慰謝料

夫の不倫相手に対して慰謝料を請求したところ、100万円を支払ってもらうことができました。

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西村 拓憲 弁護士が解決
所属事務所弁護士法人西村総合法律事務所
所在地大阪府 泉佐野市

この事例の依頼主

20代 女性

相談前の状況

夫の仕事からの帰宅時間が遅くなることが徐々に増えてきたことに加え、休日も仕事と言って外出することがあったことから、不審に思うようになりました。まだ結婚して間もなかったことから、この時は夫のことを信じていたのですが、数ヶ月同じような状況が続いたことに加え、帰宅時間が遅かったり休日も出勤しているにもかかわらず、給料の金額がこれまでとほぼ変わらなかったことが決め手となり、探偵会社に依頼して、夫の素行調査をしてもらいました。後日、探偵会社から渡された報告書には、夫が見知らぬ女性と夜間にマンションの一室に出入りする写真がありました。探偵会社からの報告書を一通り読み終えた後、夫に不倫をしていることを問い詰めたところ、職場の同僚と不倫していることを認めました。この時、既に私は妊娠していたこともあり、夫と離婚するという選択肢はありませんでした。自身が妊娠している間に夫から裏切られたショックの大きさから、夫の不倫相手の女性にはしっかり自分がしたことの反省をしてもらうためにも、専門家である弁護士に慰謝料請求を依頼しました。

解決への流れ

弁護士に相談したところ、夜間に長時間2人だけでマンションの一室に籠っていたことを裏付ける証拠や、夫が職場の同僚と不倫していることを認めた念書を確保しているという事情から、慰謝料請求ができる可能性が十分にあると教えていただきました。ホテルの出入りではなく、女性の自宅の出入りの写真だったため、証拠能力があるのかどうかは心配していただけに、可能性があるという言葉を聞くことができて安心することができました。その後、弁護士から夫の不倫相手に対して、慰謝料請求をしていただいたところ、夫の不倫相手は不倫の事実を認め、100万円の慰謝料を支払ってもらうことができました。

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西村 拓憲 弁護士からのコメント

この度は,弊事務所にご依頼いただきまして,誠にありがとうございました。自身が妊娠中のパートナーの裏切り行為に、大きなショックを受けられたことと思います。不倫をすれば慰謝料を請求されるということは、誰しもが知るところです。一方で、どのような証拠を準備することができれば、万が一裁判になったときに、その証拠の有効性が認められるかはとても重要な要素となります。今回は、不倫相手の女性の自宅とはいえ、夜間に長時間ふたりきりで過ごしているという客観的な事実を示す証拠があったことに加え、当事者が不倫を認めていたということもあり、しっかりと慰謝料を請求することができました。もしも自分自身でパートナーの不倫相手に慰謝料を請求することが難しいと感じられましたら,迷わず弁護士にご相談いただくのが一番だと思います。今回はご依頼いただきましてありがとうございました。