この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況
「この製品を使用すれば邪気を祓い、ビジネスが成功する」、「稼げる」、「輝ける自分になる」、などと勧誘され、スピリチュアルに関するコンサルティングやグッズについて合計して300万円以上の金員を支払ったが、本当に効果があるのか疑問を感じたとしてご相談をいただきました。
解決への流れ
当職は、事案について、特定商取引に関する法律違反、薬機法違反、詐欺錯誤の成立、債務不履行の有無など主張可能な法的見解を精査確認の上、相手方にその事実を指摘し、厳しく返金を求めることで比較的短期間で交渉をまとめ、全額を回収をすることができました。
いわゆるスピリチュアル詐欺や霊感商法は、最初は、セミナーや教室などあまり警戒心をいただかせず、また、費用もそれほど掛からないことから勧誘され、そこから抜けられなくなり、返金が認められないなど消費者に巧妙に誤った観念を植え付けるなどして、金員を搾取し続けるケースが少なくありません。実際には、これらの取引は、各種の法令に違反していることは少なくありませんので、契約をしてしまった、解約したいといった方は、早い段階で、まずは弁護士にお気軽にご相談されることをお勧めいたします。