この事例の依頼主
40代 男性
相談前の状況
ご依頼者さまは、20年ほど前から借りては返す生活を繰り返していましたが、数年前に完済することができました。しかし、借入期間が長かったため、過払い金が発生しているのではないかと考え、弁護士法人プロテクトスタンス大宮事務所にご相談されました。
解決への流れ
本件を担当した弁護士がご依頼者さまの取引履歴を確認し、法定利率での引き直し計算をしたところ、約70万円の過払い金が発生していることが判明しました。しかし、消費者金融は52万円の返還を提案し、増額に応じようとしなかったため、訴訟を起こして争うことになりました。訴訟でも、全額の返還を求めて消費者金融との交渉を続けた結果、73万円が返還される内容で和解に成功。当初の計算額に近い過払い金を回収することができました。
過払い金の返還請求は、取引履歴の確認や、法定利率での引き直し計算、消費者金融に対する返還請求など、数多くの手続きが必要です。また、消費者金融は、実際に発生するはずの過払い金よりも低額な返還や、長期にわたる分割払いを提案してくるケースが少なくありません。提案に納得できなければ訴訟を起こすことも必要ですが、消費者金融と対等以上に争うには、法的な専門知識や高い交渉力などが求められます。そのため、少しでも高額な過払い金を受け取りたい場合、返還請求に成功した実績が豊富な弁護士に相談し、対応を依頼することをおすすめします。