この事例の依頼主
40代 女性
相談前の状況
購入した中古住宅から雨漏りやシロアリが見つかり、購入した業者に瑕疵を指摘したにもかかわらず、瑕疵の存在を否定され、どう解決すればいいのかお困りでした。
解決への流れ
建築士にいわゆるホームインスペクションを依頼するよう助言し、ホームインスペクションを実施した結果、瑕疵の存在が明らかとなりました。販売した業者に対し瑕疵担保責任(契約不適合責任)を問う訴訟を提起し、数百万円を支払うよう命じる判決が下りました。
瑕疵の存在が認められたとしても、小規模な不動産業者の場合、損害賠償金を支払えない場合があります。その場合、宅建協会にプールされている営業保証金から支払を受けるなどの工夫が必要となります。