この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況
遺産の土地が沖縄県にあり、遺産分割の相手方も沖縄県にいる事案で、現在は宮城県に住んでいる方が相談者でした。相談者は、沖縄県の弁護士にすでに遺産分割の手続を依頼されていましたが、なかなか手続が進まないようで不満を持たれていました。2回目の相談にいらした際、既に依頼されていた沖縄県の弁護士との委任関係は解消されたとのことでしたので、依頼を受けることになりました。
解決への流れ
主な遺産は、沖縄県にある土地建物でした。依頼者様も将来的には沖縄県に戻ることを考えており、遺産である土地を取得することを希望していました。他方で、相手方も、沖縄県に住んでいることから遺産である土地の取得を希望していました。沖縄県の家庭裁判所で遺産分割調停を行い、3度目の調停で、依頼者様が土地建物を取得し、代わりに相手方に対し金銭的な補償をする(代償分割)ことで解決に至りました。依頼を受けてから、解決までは5ヶ月程度でした。
依頼者様には、早期に解決に至ったこと、また何より故郷に帰る場所を確保できたことから大変喜んでいただきました。沖縄県の家庭裁判所でしたので、日帰りでは出張することができず、日程の調整は大変でしたが、今後とも、全国どこでも対応致しますので、お気軽にご相談下さい。