この事例の依頼主
30代 男性
相談前の状況
高速道路上の衝突事故に巻き込まれて車両が横転し、腰椎圧迫骨折の傷害を負いました。腰椎の変形障害が残り、自賠責で後遺障害第11級に認定され、相手方保険会社より示談の提示を受けました。提示された金額が妥当なものかどうか分からないということで、当事務所にご相談、ご依頼いただきました。
解決への流れ
相手方保険会社より提示された金額は、保険会社の基準で計算されたもので、裁判所の基準よりもかなり低いものでした。当職が受任して、裁判所基準で計算をやり直し、相手方保険会社に提示し、当方の請求内容に近い金額で示談が成立しました。保険会社の提示額は740万円でしたが、弁護士が交渉し1350万円での解決となりました。受任してから1か月に満たない期間での解決でした。
保険会社から提示される示談案は、保険会社の基準で計算されたもので、通常、裁判所の基準で計算するよりも、かなり少ない金額となります。保険会社から示談の提示を受けたら、示談書にサインする前に、一度弁護士に相談されることをオススメします。