この事例の依頼主
30代 女性
相談前の状況
夫婦間で離婚については合意できているが、お互い売り言葉に買い言葉でけんかとなり、感情的すれ違いから細かい条件についての話ができていない。弁護士を通じて連絡をするように言われたことで、弁護士に相談をされました。
解決への流れ
弁護士へ相談後、細かい条件について話をするため、離婚調停を申立てることになりました。調停申立後、双方代理人が就き、期日間も含めて離婚条件を協議しました。また、離婚とは直接関係のない条件(荷物の引渡し、子どもの写真アルバムの分割方法、同居していた住居の原状明渡に関する費用負担など)についても協議を行いました。結果、受任から半年ほどで離婚が成立し、夫婦関係を清算することができました。
離婚については双方同意しても、離婚に伴って定める必要のある条件ですれ違いが生じ、感情的なすれ違いも相俟って話が進まない、という相談はよくあります。当事者である以上、行動に感情が伴うのは当然ですが、時として建設的な話し合いを阻害します。弁護士に委任することで、冷静に物事をとらえ、理解し、話を進められるようになりますので、「相手とは話ができない。」ということがあれば、まずは弁護士へご相談ください。