この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況
事故で大怪我を負い、長期間入院することとなりました。退院後も相当の期間通院する必要があったのですが、体調が万全とはいえない中での通院に加え、相手方の加入する保険会社と連絡を取ったり対応を考えたりしなければならないことが大きな負担となっていました。
解決への流れ
弁護士に依頼をした後は保険会社との対応をすべて任せ治療に専念できました。また、通院治療中に疑問に思ったことを相談して必要なアドバイスを受けることもできました。症状固定後は、弁護士が医師に依頼し、詳細な後遺障害診断書を作成してもらうことができました。被害者請求で後遺障害等級認定を求めたところ5級2号の認定となり、自賠責保険金だけで1500万円以上を受け取ることができました。その後はいったん交渉を進めましたが、納得のいく賠償額の提示がなかったため訴訟提起しました。訴訟を進めたところ、裁判所からの和解案として、交渉段階の提示額の約3倍の金額が提案されましたので、和解で解決することとしました。
治療の段階から弁護士が関与することで、相手方との交渉の負担がなくなりますし、後遺障害等級認定や最終的な損害賠償請求で不利に扱われないための助言をすることができます。この事例では、事故発生後比較的早い段階で代理人となり、早期にフォローを始められたことが良い結果に繋がりました。