この事例の依頼主
30代 女性
相談前の状況
駐車場内の事故,私の車はエンジンをかけたところで,発進前だった。確認せずにバックしてきた車と衝突。相手方は私の車が動いていたから,過失割合7対3で,3割の修理費用を求められた。納得いかない。
解決への流れ
資料を一通り集めたあと,10対0で主張し,合意で解決しました。
30代 女性
駐車場内の事故,私の車はエンジンをかけたところで,発進前だった。確認せずにバックしてきた車と衝突。相手方は私の車が動いていたから,過失割合7対3で,3割の修理費用を求められた。納得いかない。
資料を一通り集めたあと,10対0で主張し,合意で解決しました。
本件は,依頼者は多くお金を請求する意思もなく,単に加害者が自身の責任を認めてくれたらそれでいいという思いをもっていらっしゃいました。事故後,首が痛かったから1ヶ月後に事務所に御来所されるまでの間に3回ほど通院したが,それを請求することは特に考えていないとのことでした。そこで,加害者に対して,事故現場が駐車スペースの中にあり,加害者の主張とつじつまがあっていないこと,仮にその主張を続けるのであれば,依頼者の気持ちが変わって通院慰謝料等も請求することになるかもしれない旨等を告げたところ,翌日には10対0を認めて,合意で終了しました。交通事故では過失割合に納得いかないケースが多々見られます。法的な見地からどのような過失割合が妥当なのか,それを知った上でどのように交渉するか,早めに弁護士に相談されることをお勧め致します。