この事例の依頼主
20代
相談前の状況
ご依頼者様は、自転車運転中に自動車と接触事故に遭い、捻挫等の怪我を負いました。事故から半年経過する前に治療を終了し、相手方保険会社から２２万円の提示を受けましたが、金額に納得できず、弊所にご相談いただき、受任させていただくことになりました。
解決への流れ
保険会社から診断書等を取り寄せ内容を確認したところ、通院期間こそ短いものの、治療内容からすると、傷害の程度や日常生活への影響は一定程度重いと評価される余地があると判断しました。そこで、保険会社の提示額２２万円からの増額を求め交渉を開始しました。何度も折衝を重ねた結果、８５万円を保険会社が支払う内容で和解を成立させることができました。
相手方保険会社が日常的に多数の交通事故を扱う中で、傷病名や通院期間だけに着目した金額提示がなされる場合があると感じています。傷病名や期間も重要ですが、その他にも、実際の治療内容などの実情を加味した交渉を行うことで、適正な内容で和解することが可能です。