この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況
弊社での交渉段階では、相手方当事者が大変頑固で、話も二転三転し、弊社としても対応に大変苦慮しておりました。何とか円満な話合いで決着をつけたかったのですが、もはや協議不能と判断し、相手方当事者の出方を伺っていたところ、訴訟が提起されました。
解決への流れ
しばらくはリフォーム工事に欠陥があったか否かが争点となり、互いに主張立証を繰り広げていました。しかし、相手方当事者が依然として法外な要求をしていたので、裁判所に対して建築士の専門委員の先生に介入いただき、専門的知見に基づいて和解案を提示してもらい、無事に和解することができました。結果として、相手方当事者の要求よりも1桁少ない金額を支払うことによって終結しました。
建築等の専門的知識が争点となっている場合は、鑑定を請求すると数十万円の費用がかかるため、専門委員制度は積極的に活用した方がいいですね。