20代 女性
夫の身体的DVを理由に、妻が離婚と慰謝料を請求した。
夫のDVが婚姻関係破綻の主な原因であるとして、慰謝料120万円の支払を命ずる判決が出された。
婚姻関係破綻の専らの原因が身体的DVと認定された場合には、離婚慰謝料として100万円を超える慰謝料額が認められるケースが多いです。身体的DVの立証は、①診断書・②怪我の写真・③警察への通報記録が3点セットになりますが、本件の場合は、これらの証拠は一切なかったものの、暴力を認めたLINEがあったため、身体的DVが認定されました。身体的DVは立証が不十分なケースが多いため、身体的DVを理由に離婚および慰謝料を請求する場合には、証拠が足りているか、一度弁護士に相談されるのが良いかと思います。
婚姻関係破綻の専らの原因が身体的DVと認定された場合には、離婚慰謝料として100万円を超える慰謝料額が認められるケースが多いです。身体的DVの立証は、①診断書・②怪我の写真・③警察への通報記録が3点セットになりますが、本件の場合は、これらの証拠は一切なかったものの、暴力を認めたLINEがあったため、身体的DVが認定されました。身体的DVは立証が不十分なケースが多いため、身体的DVを理由に離婚および慰謝料を請求する場合には、証拠が足りているか、一度弁護士に相談されるのが良いかと思います。