この事例の依頼主
50代 男性
相談前の状況
10年ほど前から妻が家を出ていき、それからずっと別居を続けています。数年前からこの関係を終わらせたいと考え、妻と離婚協議を行おうとしていますが、まったく対応をしてくれません。何とか離婚をすることはできないでしょうか。
解決への流れ
依頼者様の代理人として離婚協議を行いたい旨の手紙を送付しましたが、相手方からは何も連絡がなく、協議を行うことができない状況でした。そのため、早々に離婚調停を申し立てたところ、相手方は調停には出席をし、離婚にあたって希望する条件を提示してきました。その後も、調停期日を重ね、お互いに納得できる条件で調停離婚が成立することとなりました。
離婚協議ができない相手方であって、離婚原因があると考えられる事案の場合には、早期に法的手続によることが解決への近道であることが多いです。この事案では調停離婚が成立しましたが、調停にも応じてもらえなかった場合には、離婚訴訟を提起し、早期の解決を図ることとなります。離婚するにあたって、どのように相手方へアプローチをしたらよいのか、どのような方法で離婚をすればいいのか等についてお悩みの方は、一度弁護士にご相談ください。