この事例の依頼主
30代 女性
相談前の状況
夫は、ご相談者である妻に対してだけでなく、4歳の長男に対しても、日常的に殴る蹴るといったDV・モラハラを繰り返しており、ご相談者は、自身や長男の身の安全を守るために、シェルターに入居しました。長男の養育費などの問題について夫と取り決めをしたうえでの離婚を希望していましたが、状況的にご自身で夫との離婚協議などとてもできる状況にはなく、弁護士に依頼されました。
解決への流れ
弁護士がご相談者の代理人として裁判所に離婚調停を申し立て、離婚調停を経て、ご相談者が長男の親権を獲得しつつ、月額10万円の養育費の支払を受けることを内容とする調停離婚が成立しました。
重度のDVなどがあると、直接の話し合いは難しいので、裁判所での調停などを利用した解決を図っていくことになります。弁護士を代理人とすることで、ご自身での直接のやりとりや相手と直接顔を合わせることなどは回避できますし、現住所を相手に知られることなく調停を進める手続をとるなどすることもでき、安心して調停手続で解決することができました。