この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況
ご依頼者は、自宅から公道に至る私道が他人名義(故人)であったため、その相続人から譲り受けるにはどうしたらよいかと相談に訪れました。
解決への流れ
相続人の一人から相続分の譲渡を受けた上で、裁判所に遺産分割調停を申し立てました。その後,他の相続人からも相続分の譲渡を受け、相続分の譲渡を受けることができなかった相続人からは調停に代わる審判によって代償金を支払うことで、ご依頼者は、希望していた土地の所有権を得ることができました。ご依頼者は、長年にわたる懸案が解決したことで、子どもに安心して自宅を継がせられるようになったと笑顔で帰られました。
協力的な相続人からは相続分譲渡を受けることで話し合いの対象となる人数を減らし、残った相続人に対しては法定相続分に相当する代償金を支払うことで、希望する不動産を取得することが出来ました。